ビジネスチャンス > 数字で見るガリシア
君が言う。 「ガリシアはとても小さい。」 僕は言う。 「ガリシアは一つの世界だ・・・規模は小さいかもしれないが。 奥深さと本質においては果てしなく大きい・・・」
Vicente Risco (1884-1963)、作家
大西洋のすぐ隣、ヨーロッパの最西端に、緑と青に彩られた「くに」があります。 古代ギリシャ人たちはここが旧世界の終点であるとし、ホメロスは、太陽はここで向きを変え、翌日東の方角から再び姿を現す、と語りました。
ケルト族と昔から縁の深いカンタブリア海の南、数々の領土争いの舞台であった地中海の北にあって、ガリシアはこの二つの世界の交わる場所で、一つの文化を形成してきました。
ポルトガルの北、スペインの北西部にあるこの小さな「くに」には、隅々に至るまでコントラストと驚きが満ち溢れています。 どんなに経験しても、経験し尽くせない奥深い「くに」がここにはあるのです。
私たちガリシア人はとてもおしゃべり好きです。私たちと話しはじめた訪問者も、気がつくといつのまにか自分の国や仕事など、自分について話しています。
私たちの生活は仕事にも密着しています。 農業と漁業の伝統から出発したガリシアでは、伝統の近代化と共に、自分たちの資源を活かしながら、イノベーションと創造性に立脚した産業を立ち上げてきました。
目の前に広がるガリシアの将来を目のあたりにして、鳥たちの鳴き声も一瞬止んだ。
X. L. Méndez Ferrín (1938)、作家
現在、ガリシアはこれまでの歴史の中でもひときわ華やかな時代を迎えています。 スペイン国は広い権限を与えられる政治的枠組みである自治州で構成されていますが、ガリシアにも1981年以降、民主的に選ばれる州議会と州政府があります。
1980年以前のガリシアは言うなれば「さよならのくに」でした。 1836年から1980年までの1世紀半だけで、ほぼ現在の人口に相当する250万人がガリシアの外へと移住していったのですから、そう呼ばれても仕方がありませんでした。
しかし、経済発展によりガリシアが国際舞台に上がってきたことで、1980年から徐々にUターン移民の流入が進んでいます。
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